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土屋薬局のはてなブログ

山形県東根市の土屋薬局です。皆様には感謝、ありがとうございます。

後鼻漏の漢方でのどに流れる鼻水が減りました!

後鼻漏の漢方薬で後鼻漏ののどに流れる鼻水が減ってすっかり改善、効果があったお話です。

 

よく蓄膿症とも言われますが、鼻水が鼻の方に出てくればチーンとかむことができますが、鼻水が後ろに落ちるとのどや口に落ちますから辛い症状になります。その症状から後鼻漏と言われます。

 

今日、来店されたお客様、今年の7月1日から土屋薬局で後鼻漏の漢方薬相談をされていますが今日は3回目の後鼻漏の漢方薬のご相談のリピートでした。

 

今年の1月から風邪がきっかけで後鼻漏となり、のどに鼻水が落ちていきます。

 

耳鼻科の病院の抗生物質はお腹がゆるくなってしまうので服用できない。とのことからの後鼻漏の漢方薬の相談をご希望でした。

 

7月1日が初めての漢方薬の相談で、先月の8月2日は後鼻漏の漢方薬がとても良かったそうです。「後鼻漏の鼻水がのどの奥に落ちてこなくなりました!」とのことでした。

 

最初の漢方薬の相談では後鼻漏改善に大事な漢方薬2種類でした。2回目でもありますから、後鼻漏になりやすい体質改善も考慮しました。「肺を強化してバリア機能を増す漢方薬」の併用をお勧めしました。

 

そして今日の後鼻漏の漢方薬の相談の3回目。9月7日です。

 

「のどに流れる鼻水の量が減った感じです」とのことでかなり漢方薬の効果が良いと思いました。

 

お客様の舌ベロは胖大で苔が白くてちょっと厚めでしたので前回も迷ったのですが脾胃も考慮に入れたほうが体全身の健康にも役立ちます。

 

胃腸を強化して後鼻漏を改善する漢方薬を初回、2回目の後鼻漏の漢方薬2種類と一緒の併用をお勧めしました。

 

「胃腸を強化して後鼻漏を改善する漢方薬」は偉大な漢方薬不妊症や子宝相談、小児のアレルギー疾患にもよく応用されます。後鼻漏が良くなるだけではなくてお肌がツルツルになったり、いろいろと良い効果が期待できます。

 

南京の夏桂成先生の基礎体温表を見ながら女性の月経周期の28日のリズムごとに漢方薬を使い分ける。月経周期療法という不妊症に効果を発揮する方法があります。

 

「胃腸を強化して後鼻漏を改善する漢方薬」も後鼻漏の鼻の病気だけでなくて卵胞期などおりものが多かったり、水っぽくなりやすいタイプの補気健脾と補陰が両方ある便利な漢方薬処方として臨機応変に処方されたりしています。

 

ちょっとここでおさらい。

 

<鼻の構造>

鼻の構造から説明していきますと、鼻は外鼻と鼻腔からなる気道の入り口です。鼻腔内は鼻中隔(びちゅうかく)によって左右にわけられます。その鼻腔周囲の骨中の空洞を副鼻腔といいます。これらの空洞は壁は粘膜におおわれており、鼻腔内の粘膜と副鼻腔内の粘膜とは続いています。

 

<鼻の働き>

人は1日に約2万リットルの空気を呼吸しています。鼻は外部から取り込んだ空気に33℃以上の温度と80%の湿度を与えます。鼻全体にある鼻毛は菌やウイルスをとらえるフィルターの役割をします。鼻粘膜には線毛があり、異物を移着して侵入を妨げる働きがあります。

 

<鼻甲介(びこうかい)と鼻道>

温度を与える血流と湿度を与える水分を保持しています。人体の防衛ラインを形成しています。

 

○ちょっと豆知識

 

熱くなったり、温まると鼻甲が広がり、鼻の通りが良くなります。

寒いと鼻甲が縮んでしまい、鼻づまりになります。

つまり体を冷やすような生活習慣をしていると鼻水や鼻づまり、花粉症になりやすくなってきます。

漢方薬では、生姜茶とか小青竜湯などの温性のものもよく使います。

<副鼻腔>

発音の響き、脳を守るなどの働きがあります。上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞

 

副鼻腔は細かい孔で鼻腔に通じていて、鼻呼吸をすることで空気の交換を行う。

副鼻腔も鼻腔と同様に線毛をもつ粘膜で覆われ、侵入してきたほこりや微生物を女記する。

 

<副鼻腔の開口部>

上鼻甲介、中鼻甲介、下鼻甲介の間の空気の通り道を上鼻道、中鼻道、下鼻道といいます。下鼻道には鼻涙管が開口しています。

鼻涙管は気圧の調整です。飛行機に乗ったときなど働きます。

 

鼻の片方には6つの孔があり、+外鼻孔=7個の孔(片側) 両方で人間の鼻の孔(穴)は14個あることになります。

 

<鼻づまりはなぜ起こるのか?>

疾患によるもの

  1. 鼻炎:急性鼻炎、慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎など
  2. 副鼻腔炎:急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎蓄膿症)など
  3. 鼻中隔湾曲症
  4. 腫瘍:鼻腔、上顎洞の腫瘍
  5. その他:鼻茸

 

<自律神経の乱れで鼻づまり、鼻水は起こりますか?>

鼻腔の交感神経働き:鼻粘膜の血管収縮と鼻汁分泌を抑制

鼻腔の副交感神経の働き:血管の拡充と鼻汁分泌を増加

副交感神経の過剰反応:鼻粘膜の血管が拡充すると粘膜が腫れて鼻づまりを起こしやすくなります。鼻汁分泌が増加して鼻水がでます。

 

 夜に寝るときに鼻づまり

夜は血管を支配する副交感神経が活発になるので、血管が拡張して鼻の中は瘀血になりやすい。

 

<後鼻漏(こうびろう)>

 風邪やアレルギー性鼻炎ではサラサラの鼻水が前方からでる。

これに対して副鼻腔炎では粘り気のある鼻水が、鼻の奥からのどに向かって流れる。これが後鼻漏です。後鼻漏の約8割が副鼻腔炎が原因

 

<後鼻漏の原因>

  1. 慢性副鼻腔炎蓄膿症)
  2. アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎
  3. 慢性鼻炎
  4. 自立神経失調症、全身疾患
  5. 鼻の内部の腫瘍:ポリープなど

 とくに鼻水が臭うようなときには副鼻腔炎の可能性が高いでしょう。

 

<後鼻漏の症状と対応>

  • 鼻水が喉の方へ流れる、鼻づまり、喉のイガイガ
  • 咳、慢性の痰、口臭、慢性気管支炎、肺炎、食道炎、慢性胃炎などの原因にも。

 

<後鼻漏の中医学的、中国漢方的な考え方>

中医学では「肺」「脾」「腎」の働きが低下しているから。

免疫力の低下、体に余計な水分がたまりやすい

体質改善では、後鼻漏の漢方体質改善には大量の鼻水が発生する根本の原因を治療することが大切

 

<後鼻漏の中医学漢方薬的なタイプ別の使い分け>

 

  1. 脾虚(ひきょ)の後鼻漏タイプ…胃腸の弱り
  2. 風邪侵入の後鼻漏タイプ…風邪など
  3. 肺気虚の後鼻漏タイプ
  4. 痰熱(たんねつ)の後鼻漏タイプ
  5. 腎虚(じんきょ)の後鼻漏タイプ

 

1)の脾虚タイプの後鼻漏の方は、胃腸が弱く痩せていたり、下痢や軟便になりやすかったりします。また便秘がちの方もいます。または下痢や便秘を繰り返すタイプなどさまざまです。

 

脾胃、とくに脾は消化吸収をつかさどります。

 

「肺は貯痰の器、脾は生痰の源」という言葉、中医学の鉄則もあるくらいで咳や喘息、鼻水、鼻炎、痰、後鼻漏などが長年に渡り、慢性的に治らない場合には、胃腸経の脾の弱りがベースにある場合があります。

 

湿疹なども文字通りに「湿邪」が入っていますから、長年のアトピー性皮膚炎などが治らない場合にはこの脾胃の胃腸のことも考慮するべきです。

 

後鼻漏の漢方薬的な体質改善にはまさに最適な臓器が「脾」といえます。

 

2)風邪侵入タイプの後鼻漏は、病原菌や風邪のウイルス、花粉症のような外部の要因、季節性のアレルギー性鼻炎、アレルギー性疾患も含めます。

 

一般的に「寒(かん)」の症状があれば透明な鼻水です。

 

冷えていると、空気の通り道の関係で透明な鼻水になりやすいのです。

 

日本人は身体をミニスカートで冷やしていたり、足元に靴下を履かないでサンダルで歩いたり、冷えやす傾向にあります。

容易に冷たい飲み物も過剰に摂取しやすいです。

子供から大人まで身体を冷やしているのでアレルギー性疾患が治りにくいです。

 

冬でも冷たい氷水などで胃腸や身体を冷やすから免疫力も低下しがちです。

養生法が間違っていると後鼻漏が治りにくいです。

 

3)肺気虚の後鼻漏タイプ

 

肺は鼻や皮膚と密接に関連している臓器です。肺は皮膚呼吸していますから、鼻と皮膚、肺の関係は大切です。

 

また中医学五行説では、土→金 土から金が生まれる。土の中には金が入っている。とありますように、脾と肺の関係は母子関係です。脾(消化器系)が弱ければ、肺(鼻や皮膚など)も弱くなりがちです。

 

肺は免疫力、抵抗力の臓器です。

身体を華麗な「蓋」のように守っているバリア機能がありますから、肺が弱くなれば後鼻漏や蓄膿症、アレルギー性鼻炎などになりやすいという訳です。

 

4)痰熱の後鼻漏タイプ

 

1つは飲食です。辛いもの、お酒など摂取が多いと湿熱(しつねつ)になりやすく鼻水が黄色くなりがちです。

 

また慢性の長期間に渡るストレス過剰も「枢軸」である、つまりドアの蝶番のような「要」の「肝胆」の軸が熱を帯びて、鼻水が黄色く、ドロドロとしてきやすいのです。

イライラしないようにリラックスすることも大切です。

 

5)腎虚の後鼻漏タイプ

 

腎とは五臓の「元気」の源、木でたとえると「根っこ」に相当します。長年の肺や鼻の疾患、皮膚病、頑固な後鼻漏などが治らないときには「腎」の問題が根底にあるケースがあります。

 

五行でいえば、金(肺)→水(腎) の関連性もあります。

金脈のあるところには水源がある。ということです。

肺や花粉症、後鼻漏、蓄膿などは、下半身の腎も関係性があります。

これは、老化しているエイジングの腰痛、膝の痛み、だるさなども関係していきます。 

 

土屋薬局では中医五官病の目や耳、鼻、口、喉などの漢方薬相談も真剣に勉強して実践しています。後鼻漏でお困りの場合には遠慮なく漢方薬相談、山形県東根市の土屋薬局までお寄せくださいね。(^-^)/

 

鼻の病気といえば春先の花粉症が有名ですが、春先に限らずに土屋薬局では後鼻漏など鼻の病気で悩む方々からの多くの漢方相談が寄せられています。

 

鼻づまりで食べ物の匂いがわからない(嗅覚障害)、食事がおいしく感じられない(味覚障害)、鼻づまりで集中力欠けて勉強に専念できない。いつも鼻水がでてティッシュが手放せない、通年性のアレルギー性鼻炎で辛いなど…

 

これはとても深刻な悩みで実際に生活に支障をきたしています。

まず鼻の不快感を改善することが明るく楽しい生活への第一歩になります。

生活の質、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を上げるためにもあなたの体質を正確に見極めて鼻漏の漢方薬で鼻をスッキリさせましょう!

 

 

土屋薬局 中国漢方通信

アレルギー性鼻炎の鼻水、鼻づまりに「漢方薬」お鼻スッキリルール

 

jdy00247.hatenablog.com

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上記のはてなの後鼻漏の漢方薬のことも参考になりましたら、幸いです。

 

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所在地  山形県東根市神町1-10-7  土屋薬局

電話 0237-47-0033  漢方談話室  0237-48-2550

薬剤師、不妊カウンセラー  土屋幸太郎

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