土屋薬局のはてなブログ

山形県東根市の土屋薬局です。漢方と中医学の話題など

春の陽気でストレスを感じやすくなる季節です。

そろそろ春の陽気でストレスを感じやすくなる季節です。

昨日、一昨日と来店されたお客さま達の中には堪えきれずに涙を流すかたもいらっしゃいました。

春は五臓の【肝】の季節。中医学、中国漢方では【肝は疏泄そせつを主る】といわれ、自律神経系や目、子宮、気持ちの情緒の安定などに深く関連している臓器です。

 

【肝は筋を主る】という言葉もあり、目の下のピクピクのような顔の痙攣のような症状でお困りのときにも、この考え方を取り入れて筋肉のトラブルを防止していきます。

 

jdy00247.hatenablog.com

最近も違うお客さまで目の下のピクピクを訴えるお客さまがいらっしゃいました。上記のリンク先のお客さまはすっかりと良くなりました。ほんとに良かったですね。

 

さてこれからの春の季節は【肝】の季節。ストレスがどんどん溜まって入り口がたくさんあるのに、出口が無いような状態。つまりストレス解消を上手にしていけないとプレッシャーがどんどん溜まって、風船の圧力が強まってしまいます。

その結果、【ため息】が増えてしまいます。あなたの周り、ひょっとして【ため息】さんがいませんか?

 

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 <ストレスで風船がパンパンに張ったイメージ、ココロがいっぱいいっぱいになります>

 

ストレスは入り口がたくさんあって、職場や家庭、友人関係など悩みが増えます。

その出口のない状態でパンパンに張ると、それはまさに【風船が膨らんだような状態】です。頭痛になったり、肩がこったり、血圧が上がったり、ため息が出てきたりします。

 

風船が膨らむようなことは頭痛、片頭痛、肩こり、生理前のイライラ、胸の張り、腹痛など、個人によって弱いところに症状がでます。とくに女性のかたは春の臓器、五臓の【肝】(肝臓と違います)の負担がかかると風船が膨らんできます。

イライラやストレスを強く感じる時、風船のガス抜きも大切です。

 

よく「肩肘張って生きている」などと言われます。ストレスが強いと、身体の外側、側面のラインに来やすいです。

「Hなライン」とも言われますが、胸や乳房、肩、側頭部、卵巣あたりも「五臓の肝臓のストレス」の影響を受けやすいです。

 

専門的な話ですと、卵巣嚢腫子宮筋腫などの「腫れ」や乳腺炎などの「しこり」、ガンのような「かたまり」などには【五臓の肝の疏泄作用の低下、気の流れの悪化も根底に存在している】と中医学では認識しています。

 

これからの春の香り野菜、酸味や苦味などの旬の味も対策になりますよ。

 

あと「しこり」には「鹹味かんみ」といって天然の塩っけがする味の薬草も効果があると言われています。これはガンや甲状腺の腫れ、乳腺炎乳がん子宮筋腫などです。 私は普段から子宝の相談が多いので甲状腺機能低下症の冷え性タイプの方は珍しくありません。流産と関係ある場合があります。

 

甲状腺機能低下症は体外受精の事前の検査で発覚することが多いです。 黄体機能不全のような高温期が36.7℃を超えにくい、高温期が14日間持続しにくい方に多いような印象を受けています。 中医漢方では「血を補いつつ陽気をあげる」または「疏肝し気を流して陽気を補う」などの方法があります。

 

この場合にはお客様にも根性を求めますが、身体から基礎体温が変わるような方法を頑張っていきます。 そうするとそのタイプの方法は3回の流産(習慣流産)の方が45歳で自然妊娠出産とか、劇的な展開になったりします。嬉しいですよね。

 

【ココロの食養生

 

①肝の元気が足りない虚証タイプ

疲労感、不規則な食事、食事を1食抜いてしまう、朝食抜きなど冬の養生が足りないと肝の血が不足しがちになります。

肝の機能の低下は気の上昇するエネルギーも足りなくなりますから、元気がない、やる気がおきない、などのうつ気味。不安、不眠、月経不順も起こりやすくなります。

養生法は【血を補う】【肝を養う】【うつを発散する】ことが大切です。

ほどよい甘みのあるフルーツや、血を補うような魚介類などの食生活も大切です。

 

枸杞の実(ゴジベリー)、ブルーベリー、ぶどう、なつめ、黒ゴマ、松の実、グリーンピース、小麦、あさり、はまぐり、しじみ、ひじき、わかめ、かつお、かれいなど

 

②エネルギーが上昇しすぎのタイプ【実証】

元気不足タイプと反対です。【肝】の気(エネルギー)が上昇しすぎると怒りっぽい、イライラしやすいという精神の興奮状態や頭痛やめまい、血圧の上昇が起こります。

このエネルギーが上昇しすぎるタイプは【肝】を「冷ます」ことが大切です。

「涼性」の食材を選びます。【肝】を鎮める「苦味」や上昇しすぎないようにする「酸味」など。

発散作用のあるお花類、香りの良いお茶もお勧めです。

 

セロリ、竹の子、うど、タラの芽、ふき、菜の花、きゅうり、トマト、春雨、もやし、蕎麦、夏みかん、梅干し、いちご、合歓の花(お茶)、マイカイカはまなすのお茶)

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